箱根の紅葉とすすき― “秋色めぐり”
こんにちは、大和館の女将でございます^^
秋が深まるにつれ、箱根の山々は少しずつ色づきはじめ、毎日景色が変わっていくのを感じております。
今回は「箱根の紅葉」と「すすき」の魅力を、ゆっくりご紹介させていただきます。
■ 山の上から始まる、箱根の紅葉
箱根の紅葉は、10月中旬ごろから静かに始まります。
はじめに色づくのは、標高の高い仙石原や大涌谷、強羅のあたり。朝晩が冷え込むたびに、もみじやカエデが少しずつ赤くなっていく姿を見ると、「ああ、今年も秋が来たなぁ…」としみじみ感じます。
11月に入ると、色の波はゆっくりと山を降り、芦ノ湖周辺、箱根関所跡、元箱根の杉並木…と、一枚の絵巻物のように鮮やかさが広がっていきます。
そして、11月下旬〜12月初旬。ようやく箱根湯本の早川渓谷や小田原周辺が、見頃を迎えます。
この標高差のおかげで、箱根では長い期間にわたり紅葉を楽しめるんですよ^^
秋の箱根には紅葉の名所が数多くあります。

■ 仙石原のすすき草原 ― 金色の海に出会う場所
そして、箱根の秋といえばもう一つ忘れてはならないのが「かながわの景勝50選」「かながわの花の名所100選」に選ばれている「仙石原のすすき草原」。
9月下旬頃から穂がふわりと揺れ始め、太陽の角度によって銀色にも金色にも輝きます。
朝のすがすがしい光に照らされるすすきは、まるで辺り一面が白くけぶっているよう。
夕暮れ時には黄金色になり、風が吹くたびに、どこまでも続く金の波がゆらめきます。
ゆっくり歩いて20分ほどの遊歩道は、風の音だけが聞こえる静かな世界で、秋の箱根らしい雄大な景色に思わず見入ってしまいます。
女将も毎年、時間を見つけては訪れていますが、そのたびに「今年も美しいなぁ…」と感動しております。

■ 紅葉とすすきを“欲張りに”楽しめるのが箱根の秋
箱根の秋は、とにかく表情が豊かなんです。
標高が高い場所では紅葉、平地ではすすきが見頃…という時期が重なるので、一日で両方を楽しむこともできます。
たとえば…
・朝一番に仙石原すすき草原で、秋風を感じながらお散歩
・お昼前には強羅や早雲山へ移動して、紅葉の庭園をゆったり散策
・夕方は箱根湯本に戻って、渓谷の秋景色を眺めながら温泉でほっとひと息…
こんな“秋のはしご旅”もおすすめです^^

■ おわりに
紅葉に染まる山々と、黄金色に揺れるすすき。
箱根の秋を存分にお楽しみいただければと思います。
【仙石原すすき草原見頃】
9月下旬〜11月
【紅葉見頃】
10月下旬〜12月初旬
皆さまのご来館を、心よりお待ちしております!